介護補助のお仕事を発表

  これからシルバー人材センターで働こうとしている方向けに、技能講習が県内各地で行われています。8月31日に春日部のふれあいキューブで行われた介護補助業務講習では、久喜市のシルバーで活躍している田部井さんが事例発表をしました。田部井さんは市内の老人福祉施設にて介護補助・整容の仕事をしています。整容とは、髪の毛にドライヤーをかけて整える、靴下を履かせる、髭剃り・爪切りの手伝いなど入浴後の補助を主としたものです。

1回で10~15人が入浴するため、安全に手際よく行うことが求められます。

こちらの施設はリハビリテーションも兼ねていることから利用者さんの8割は車いすの方のため、車輪に手足を挟まないよう、『手は膝の上、足は足掛けに』を心掛けているとのことです。

また、田部井さんはお仕事をするうえで①常に笑顔で接する、②言葉遣いに気を付ける、③愚痴に同調しない、④自分で判断できないことは相談する、この4つのことに気を付けているそうです。

自分でもやれることがある

 シルバーに入ったきかっけは「自分でもやれることがあるのではないか」と思ったことだったそうです。利用者さんと会話が合うので知らないことを教えてもらったり、人生模様を聞いたりするのが楽しみだそう。職員の方は若い方や外国の方も居て、皆さん一生懸命働いていてとてもいい雰囲気。そんな中で自分の年齢でも働けることが嬉しく思うとのこと。

仕事を始めて、日々の生活のリズムができ、旦那さんとのコミュニケーションが増えたことが一番の変化だと感じています。

今の仕事は3年目ですが、充実した毎日を送っています、と締めくくりました。

匿名