素敵な編物作りを楽しむ
商工祭への参加
第43回・狭山市商工祭が、2023年10月22日(日)に狭山市駅西口市民広場と高台の公園エリアで開催されました。
物販や飲食、事業のPRなど合計で35団体が参加しました。
狭山市シルバー人材センターも、例年参加しています。地元野菜の販売や「親睦会」によるバザー、「手作り班」や「編物班」による作品の販売などです。
人気の編物班の作品
参加した中でも「編物班」の人気は高く、たくさんのお客様でにぎわいました。
暑かった夏も終わり、これから寒くなる時季に入ることから、マフラーや帽子・ベストなどを手に取り、鏡にあわせてみるお客様が多かったようです。
バックや座布団など実用的なものも並んでいました。また、「ウサギ」を模したエコタワシは「タワシとして使うのはもったいない」という声も聞かれました。
来年の干支の「辰」や「ウサギ」「犬」の置物が小さなお子様には人気がありました。
編物班の活動
編物班は、「手作り班」と同様に独自事業として活動しています。メンバーは5名です。週に1度集まり、それぞれが好きな作品を製作しています。
出来上がった作品は、今回のような「商工祭」での販売につなげます。
また、市内の商店街の一角のブース「いるまおい」を借りて、販売会を実施しています。
毎年の参加を楽しみにしてくれるお客様も多くいらっしゃいます。
メンバーの一人は、「指先を動かしながら、サイズに合わせた目数・段数をあえて暗算で計算するので脳の活性化にもなります。」と話してくれました。
年齢も生活環境もちがう仲間との交流は「自分の居場所」にもなっているようです。シルバー会員としては、若い方もベテランの方も様々ですが、世間話をしながら和気あいあいと活動しています。
ひと編みひと編み心を込めて編んだ作品の数々を、お客様に買って頂くことは、嬉しくもありモチベーションにもなっています。
次の販売会に向けて、お客様が喜んでくれている姿を想像しながら新たな作品作りに励んでいます。
村瀬 栄子