花いっぱい運動

幸手市シルバー人材センターのボランティア活動として、また「幸手市コミュニティづくり推進委員会 花いっぱい運動」の一環として、花壇の管理を行っている人達を紹介します。

幸手市から幸手市シルバー人材センターを通して、旧国道4号線南1丁目交差点の歩道沿いにある約10平方メートルほどの花壇の管理依頼を受けました。

当初花壇の管理ということで、女性のみで対応しようとも思いましたが、男性の視点も必要との思いから、同センター地域班、上高野班に所属する会員から参加者を募り、女性3名、男性3名、計6名のプロジェクトチームを作って活動を開始しました。

「やってみるしかない!」

7月初旬に顔合わせを兼ねてみんなで集まり、どのように管理するか、また、何を植えたら市民の皆さんに喜んでもらえるのか等々を話し合いました。特に夏の暑さの中、植えられる花があるのかとても心配でした。しかし、とにかく「やってみるしかない!」という結論にいたりました。

後日早朝6時から2時間、先ずはそれまで荒れていた花壇の草取りから始めて、土の天地替え、腐葉土の混ぜ込みを行いました。蒸し暑さの中みんな汗びっしょり頑張りました。

次はどんな花を植えたらいいのか悩んだ末、近くのホームセンターで売られている花々から暑さに強い3種類の花(ポーチュラカ、千日紅、マリーゴールド)を選定し、チームみんなでそれぞれの苗を定植しました。

土がカラカラに

たっぷりと水やりしても翌日には土がカラカラになっていて、これで本当に上手く根付いてくれるかとても心配しました。

メンバーが毎日交替で水やりを続けている甲斐あって、酷暑の中でも枯れることなく全ての苗が根付き、株も元気に大きく育ち、現在は紫、黄、ピンクとそれぞれキレイな色の花を咲かせています。

「やってよかった!」

毎日世話をしていると、歩道を通る人が「きれいですね、ありがとうございます。」と声をかけてくださいます。このような声掛けをされると、ホッとするとともに「やってよかった!」と心から思いました。

今後もみんなで協力して、さらに市民の皆さんに喜んでもらえるような花壇になるよう、チームワークを生かして頑張っていきたいです。

島田 ゆきえ