マスクのゴム紐で子育て支援

幸手シルバー人材センター女性部会(華かご会)では、ボランティア活動としてコロナ禍で残ったマスクを何かに利用できないかと考えました。

マスクの2次活用 その1

本体は縫い目をほどいて雑巾にリメイクして市内の各保育所、各小学校に配布し喜ばれました。

マスクの2次活用 その2

残ったゴム紐も再利用できないかと考えていたところ、ある日知人の看護師さんから、お母さんが赤ちゃんに授乳させるときに、洋服の裾を持ち上げて押さえておく紐があると両手が空いてすごく便利だということを聞きました。

マスクのゴム紐ならやわらかく、白くてきれいだと思い、早々に試作品を作ってみました。

幸手市の子ども家庭センターに持ち込み、赤ちゃんのいるお母さんに使ってもらえるか確認してもらいました。

とても柔らかく肌触りの良いゴムの触感にお母さんたちは大変喜んでいらっしゃいました。

早速華かご会の「自由に集える華かごサロン(※)」に集まった女性会員たちで次の作業を行いました。

1 輪になっているゴム紐を切り離し

2 切り離したゴム紐を繋いで既定の長さでまた輪にして

3 つなぎ目が肌に負担をかけないように処理しました。

幸手市の年間出生数が170人くらいだということを聞き、取り敢えず200本を作って子ども家庭センターに届けました。

今後も幸手市の子育て支援のお手伝いのひとつとして、マスクのゴム紐作りを続けていこうとみなさん元気に頑張っています。

※自由に集える華かごサロン・・・幸手市シルバー人材センターで月2回開催。シルバー人材センター会員以外も参加できます。詳しくは幸手市シルバー人材センターまでご連絡ください。

前田 洋子