
内職グループ「スマイル」の仲間たち☺
現在、越谷市シルバー人材センターには女性会員は400名ほどおります。 家事援助グループ「美助っ人」や女性親睦会「小町会」などがそれぞれ活躍しておりますが、今回は、筆者も属している内職グループ「スマイル」をご紹介します。
北部地域に老人福祉センター「くすのき荘」があり、その館内の一室で作業をしています。 発足して3年ほどたちますが、始まりは、就業開拓委員3人、会員1人の4人でした。 広報誌「ふれあい」に情報を載せたところ、「私もやってみたい」という会員が徐々に増え現在は15人になりました。
仕事は「責任感」を持って取り組んでいます
リーダーの山崎さんは、注文が入るとグループラインで仕事の日にちを依頼連絡し、参加・不参加を確認します。その日の都合のよい人達があつまり作業をします。
仕事は、加工紙、包装資材などを扱う会社から注文がはいり、色画用紙10枚を袋に入れてシールを貼り、段ボールに入れる作業や、模造紙ほどの大きな色画用紙を2枚ずつ巻き筒状に丸めて袋に入れシールを貼り、段ボールに詰めるなどの作業です。


「あら!9枚しかない」「もう一度確認しよう!」「あった!」「よかった!」などの声が時々聞こえてきます。商品ですから、買う方の事を考えるとミスは許されません。
山崎さんは、ちょっと休憩して水分取りましょう!などの声掛けもしますが、「高齢者だからと甘えの気持ちは持たないで、仕事はしっかりやりましょう。」と常々皆さんに声かけしております。 仕事の注文は定期的に入りますが、色画用紙は学校などからの需要が多いようで、新学期が始まる前は忙しくなります。
休憩時間はとっても賑やか
いつもは午後から2時間半程度働きますが、繁忙期は、午前中から5時間位の仕事をします。「ここで区切りをつけたらお弁当だね。」 ワイワイ、ガヤガヤとおしゃべりしながらの休憩時間はとても楽しいし賑やかです。スーパーが新しく出来た話、野菜・お米が高い話、趣味の話、お弁当を食べながらの話は尽きません。
頭も使い、手も使うし認知症になりにくいなどの冗談を言いながら、さあ~午後の部始めよう!の合図で仕事モードに入ります。 家にいるより、内職にきている時のほうが楽しいと話しています。
お揃いの衣装で、楽しくダンス!
内職仲間には、長年フォークダンスをやっていて指導者として活躍している方もおります。「じゃ~今度「スマイル」主催でフォークダンスしましょう!」という話も出て「フォークダンスの集い」を企画し広報誌「ふれあい」にPR原稿を載せて頂きました。
第1回は2024年2月に実施し、20人ほど集まりました。講師は、「スマイル」仲間のOさんです。 ステップの練習から始まり、曲をかけての練習後、本番では4曲~5曲を踊りました。 ちょっとしたお揃いの衣装を着けて、いつも使わない筋肉を使い、しなやかにとは言い難いですが、皆さん賑やかに楽しそうです。
「フォークダンスの集い」も不定期ですが、現在も続けています。 この写真は2025年5月21日に開催したものです。

シルバーに入っていると、
仕事も出来て、
楽しいこともあり、
元気になれる
と皆さん笑顔で話してくれます。
S.T(PN)