
生活支援
令和6年から2名の会員(山本さん・山﨑さん)が、それぞれ週一回ずつ訪問しているお宅があります。87歳の男性がお一人で生活されており、股関節や膝に痛みがあって家事が行えずに困っていました。狭山市シルバー人材センター(以下「センター」という。)では介護保険を利用した生活支援を行っているため、地域包括センターを通じ、調理や掃除のご依頼を頂きました。安否確認や健康観察を兼ねて1回45分の中で、利用者の方にあった生活支援を行います。
センター入会のきっかけ
山本さんは、家で読書三昧の生活でしたが、腰が痛くなり、このままではいけないと思いセンターに入会しました。仕事を始めてからは生活に張りが出て、腰痛もなくなったそうです。
山崎さんは、「旅行や趣味などに使うお金は自分で稼ぐように」とご主人に言われセンターに入会したそうです。一生懸命働き、たくさん遊ぶことが山崎さんの元気の秘訣です。2人ともセンターに入会し、仕事をすることにより健康で充実した生活を維持しています。
利用者に寄り添った支援
山本さんは短い時間の中で、3品の料理を作りました。この日のメニューは、酢豚・キムチ鍋風スープ・ちくわの和え物です。利用者さんの身体を気遣い、酢豚を作る際は材料を油で揚げずに、茹でて火を通してから少量のごま油で炒めていました。利用者さんはもともと濃い味が好みだったそうですが、健康を考え少しずつ薄味に変えていきました。2人とも工夫を凝らし、短い時間で美味しいものを作れるよう努力しています。
調理が終わると家事援助サービスでお風呂やトイレの掃除を行います。ここでも主婦の経験を活かし活躍しています。

人とのかかわり
利用者さんは、独居で寂しく感じており、いつも会員が訪問するのを心待ちにしています。2人のことは「いつも明るくてきぱきと働いてくれてとても助かっている。2人がいなければ今頃は生きていられなかったよ。」と笑って話してくださいました。
会員の2人も、喜んでもらえることが何より嬉しいそうで、誰かの役に立ちたいと日々頑張っています。会員が仕事を通して地域の方々とふれあい関わっていくことで、お互いに生きがいや充実感を得られることが何よりだと感じました。

狭山市シルバー人材センターでは、困っている方々のお宅に訪問して地域の方々を支える女性がたくさんいます。彼女たちの今後の活躍に期待します!!
川村 純子














