働きながら夢を追って
お名前 飯島幸恵さん
年齢 73歳
シルバー人材センターに入会して 3年2ヶ月
シルバー人材センターでは、清掃業務に就業しています。
1月の青天の下で、取材をさせていただきました。
取材陣(鶴ボンヌ3姉妹)は飯島さんとお会いするのは初めてでしたが、はつらつとしてお元気なお姿が第一印象でした。
飯島さんの元気の源は、沢山の趣味💛
ミュージカル出演を始めピンポン、筋トレ、吹き矢、麻雀などに取り組まれていたとのことでした。中でも朗読はミュージカルでの発声にとても役に立つことから、現在もずっと継続しています。
ミュージカルは昔から思い続けていた夢で、子育てが一段落してから始めたそうです。
一般的にはミュージカルと言われても、シルボンヌにとっては敷居が高く、自分で出演することなど、無理だと思っている方が多いと思いますが、飯島さんはその時々の自分の生活の範囲の中で、着実にミュージカルに向き合って来ました。
飯島さんは小・中・高等学校から、演劇部や音楽部に所属して様々な舞台に立っていました。
ミュージカルは小さなころからの憧れだったようです。
結婚してからも子育てをしながら、ずっと心の片隅で「いつかはドラマの通行人などで、テレビに出てみたい」と思い続けていたそうです。
ある日、新聞広告にあった「あなたもミュージカルに出ませんか?」に誘われて劇団に入団し、今に至っています。その間、劇団の都合やコロナの影響で6回も転籍したり、自分や家族の体調不良などでお休みしていたりとかの時期もあったそうですが、今はやはり舞台に立ちたいという一念で数々の苦難を乗り越えて復活されています。
昨年は「アラビアンナイト」で町の人気の定食屋さんのおかみさん役で大絶賛を受け、今年は「若草物語第4章」のオーディションに向けて、課題に取り組んでいるそうです。
子育て終了後から始めたミュージカルへの出演。
これまでいくつもの困難や悩みを乗り越えて今に至っている飯島さんが言っていたのは、「趣味が生きがい。でも、年金生活者には費用が負担になってきます。そんな時に友人からシルバー人材センターでのお仕事を聞きました。決められたことに対して責任を持つのは当たり前ですが、段取りも自分で決められるので、負担を感じたことはありません。」とのことでした。
飯島さんが所属している所沢市民劇団では所沢市「ミューズ」で令和6年10月20日に「若草物語第4章」の発表会を予定しています。観覧は無料なので、少しでも多くのシルボンヌに来て観ていただきたいと、強いお誘いをいただきました。
皆様も。是非どうぞ!
鶴ボンヌ3姉妹(PN)