着物をリメイクー小物づくり

着物生地でポーチを作りました

令和5年9月14日、狭山市シルバー人材センターで入会希望のかたに向け「手作り班」による就業体験が行われました。
参加者には、小さなポーチを作ってもらいました。
初心者でも簡単にできるように、あらかじめファスナーが付いている生地を用意します。
そこに着物地を選んでまつりつける作業です。1時間もあれば完成です。
「手作り班」による就業体験は、今回で5回目です。これまで、延べ10名のかたに参加していただきました。参加者全員がシルバー会員に登録し、「手作り班」には4名が加入しました。
また、「手作り班」制作のおひなさまを事務局窓口に飾ったところ、「このおひなさまを作ってみたい」とシルバーの会員になったかたもいます。このような活動が好評で、以前よりも女性が気軽に入会できるようになりました。

独自事業としての取り組み

「手作り班」は独自事業として、月に2回活動しています。作った作品は「商工祭」などで販売しています。自分で作った作品に自分で値段をつけて、お客様に買っていただくことを目標に頑張っています。着なくなった着物や、若いころに着ていたワンピースなどをリメイクして、ジャケット・ベスト・エプロン・トートバック・ポーチ・小物入れなどに変身させます。
自分が作りたいものを自由に制作しています。誰かがステキな作品を作っていたら、まねしたり、教えてもらったりしながら和気あいあいと活動しています。

人と人との結びつき

代表の國村さんは、物作りがとても得意で、つぎつぎと新しい作品を作り出します。作りかたを惜しげもなく仲間に教えてくれるそうです。そんな國村さんの人柄により、わずか3名から始まった「手作り班」が現在では21名に増えました。
「手作り班」のメンバーは、同じ趣味の仲間と一緒に活動することが生きがいとなっています。
明るい笑い声とカタカタというミシンの音がとても心地よい空間です。

柴田三枝子